創立150年記念!
食堂に“限定メニュー”登場~塾生スタッフの活躍~
2008年、創立150周年を迎えた慶應義塾大学。この記念すべき年を祝おうという志のもとに集まった「塾生スタッフ」達は、様々な講演会・イベントなどの運営を行っている。その塾生スタッフの中の一チームが、生協食堂に期間限定で創立150年記念メニューを考案、登場させた。今年4月に実施された第1弾、そして6月に実施された第2弾に続き、9月以降からは第3弾のメニューが登場予定である。なかなか大掛かりな企画のようだが、慶應ジャーナルで行っている月間アンケートの結果によると、実はこの“限定メニュー”の存在を「何のことかわからない・・」という塾生も結構多いらしい??そこで私達は塾生スタッフ“生協チーム”の一員である岩崎悠仁香さん(法政・3年)に、限定メニューが誕生するまでのお話からメニューの詳細、塾生スタッフとしての活動までを伺った。本サイトの5/27付ニュース欄記載の、ジャーナル部員の試食感想<こちら>も合わせてどうぞ!
■全ては学生のアイディアから生まれた
慶應の150周年を祝うということで、まずは生協さんとコラボレーションをして何かしようということになり、塾生スタッフの中の“生協チーム”が作られました。その中で、生協と一緒に学生生活に密着したものを作りたいという思いから、学生の身近にある食堂に焦点を当て、オリジナルメニューを考案するという企画にたどり着きました。なので、この企画自体は塾生スタッフのアイディアから生まれたものなんです。
―メニュー作りはどのように進めていったのですか?
150周年という長い歴史を踏まえて、テーマを【過去】・【現在】・【未来】の3つに分けて、第1弾から第3弾まで展開していくことにしました。第1弾は、福澤諭吉が生きていた頃のメニューということで、牛鍋やライスカレーなど明治期のものを扱いました。当時、福澤諭吉が創刊した『時事新報』という新聞の中に、「何にしようね」という料理のコーナーがあったんです。そこで紹介されている料理の中から使えそうなものを選んで、それらをもとにメニューを作りました。第2弾は、現在各キャンパスで人気のあるメニューをアレンジしたものや、それぞれのキャンパスのイメージをオリジナルメニューの形にしたものを販売しました。
―第1弾で、昔の料理を現代風にアレンジする際に、苦労したことはありますか?
あまり奇抜なものはなく現代でも馴染みのあるメニューでありながら、その中でオリジナリティを出すのが難しかったです。例えばライスカレーだったら、カレーといってしまうと普通なのですがその中に長ネギを入れたりして、ちょっと変わった個性を出す工夫をしていきました。
―この企画に対して、塾生の反応はどうでしたか?
周りの塾生から「食べたよ!」という反応も結構もらったのですが、塾生よりもむしろOBOGの方が喜んでくれました。新聞やラジオなどのメディアに取り上げてもらったので、それを見て大学まで足を運んでくれた方たちが多かったです。60代70代の老夫婦が来てくれたり。OBOGの反響は大きかったですね。
■慶應の“過去”、“現在”、そして未来へ
―生協と一緒にやっていく上で、難しかったことはありましたか?
一番難しかったのは予算の関係です。より多くの人に食べてほしいので、「1コイン500円以内で抑えたい」というのが塾生スタッフ側の願いですが、その上で各キャンパスで特別なメニューを出していこうとすると予算ギリギリになってしまうんですね。でもそこは生協さんのご厚意で、予算内でメニューを提供することができました。
―考案したメニューの中でボツになってしまったものってあるんですか?
あります。もともと第2弾の「三田シーザープレート」にはチーズフォンデュをつけたいという声があったんですけど、今チーズの価格が凄く上がってしまっていて予算が厳しく、見た目が良いものを作れないということでボツになってしまいましたね。
―岩崎さんが推していて実現したメニューってありますか?
私は三田にオシャレなイメージがあって、「三田シーザープレート」を推したのですが、実際思ったよりも売り上げは良くなくて(笑)。食堂に食べに来る学生はがっつりしたものを求めているみたいで、「ナシゴレン」とかの方が人気があります。
―ヘルシーな「シーザープレート」は女性には人気がありそうですが・・意外ですね。では、9月以降に登場する第3弾のメニューについて教えてください。
第3弾のイメージは“未来”です。理工学部の出身に星出彰彦さんという宇宙飛行士の方がいらっしゃるんですが、その方にちなんで“未来”、“宇宙”をテーマに挙げています。また、グローバルな視点も取り入れて、世界各国の料理を扱う予定です。まだこれから企画していくところですね。
■記念すべ き150周年を、一緒に祝おう
慶應が好きなのと、せっかく150周年なので何か面白いことができたらいいなぁと思ったのがきっかけです。
―この企画以外で、塾生スタッフの活動にはどのようなものがありますか?
松岡修造さんの講演会やディズニーシーでの150周年記念イベント、慶應で開かれた留学フェアや国際会議のお手伝いも塾生スタッフがやっています。その中でも私は食べることが好きなのとオリジナルメニューの考案に興味があったので“生協チーム”に参加しました。
― 今回の企画に関わってみて、岩崎さんの中で変化はありましたか?
特にこの企画の第1弾のメニューを考える時に、福澤諭吉について調べていくと今まで知らなかったことがたくさんあって、新しい発見をすることで慶應への愛校心が強まりました。改めて福澤先生を尊敬する気持ちも生まれました。
―塾生スタッフになったことで貴重な体験ができたのですね。それでは最後に、まだ食堂の150年記念メニューを食べたことのない塾生に向けて、第3弾のアピールをお願いします。
第3弾はこの企画の締めともなり、隔週ごとに新メニューが出ます。ぜひ毎日でも食べに来てください!よろしくお願いします!!
夏休みも残すところあとわずか。新学期が始まったら生協で“限定メニュー”を食べながら、慶應150周年をお祝いしてみては?
<関連HP>
創立150年Webサイト “塾スタ!” http://keio150.jp/jyukusta/index.html