ミス慶應コンテスト2011 EntryNo.5 武田奈々さん(文3年)

takeda1「元々人前に出るのがいやだった」?!
30年近くの伝統を誇るミス慶應史上で類を見ない人物、それが武田さんだ。
だが、箱入り娘のようでスポーツ少女・海外渡航・大食いという側面も兼ね備える彼女。
知らない人の結婚式に招かれるのはもはや才能だ。 
将来子育てするなら彼女のように育って欲しい、そう思える模範例です。

―コンテスト出場への動機は?

一年の頃から広研(広告学研究会)の方にお誘い頂いていたのがきっかけですね。もともとは「人前に出るのが嫌だな」って思っていて、メールを返すのも億劫に感じた程だったんです(笑)。けれど、大学生活はそれまでよりも広い視野を持つために、「やりたいと思ったことを何でも実行に移す」ことをモットーにしていたので、どこか引っ掛かるものがあり、今年出場を決意しました。

あと、高校生の時から友人や担任の先生に自信を持ちなさいと言われていて、ミスコンをきっかけに変われるかなと思ったことも大きな要因ですね。

―ミスコンに出場する方でそんなアドバイスを受けているのは珍しい例ですね(笑)。お会いするまでは、生徒会にいそうなイメージでした。

生徒会は全くですね(笑)。中高のテニス部では、「保健がかり」を担当しており、ラケットが当たっちゃった人などを保健室に連れて行ってました(笑)。

―確かに大切な役ですが、少し地味ですね(笑)。

―出場した際の周囲の反応は?

とてもビックリされました。あと、親は始め無反応でした(笑)。その後しばらくして、あるイベントへ適当な服を着て行ってしまった時には、思いっきりダメ出しされましたね(笑)。ただ、ミス慶應のアプリも出ているんですが、今ではそれをダウンロードしてくれているようです。

―思いやりの強い方ですね!

―では次に、他の候補者の印象を教えて下さい。

No.1 浅見明日香さん…美への意識がものすごく高い方ですね。夏に足が太いのが気になって明日香さんに相談したら、「足の間にボール挟むと良いんだよ」という適確なアドバイスを頂きました(笑)。

No.2 蜂谷由梨奈さん…会うたびにかわいくなっていきますね!話し方はとてもハキハキしているんですが、雰囲気はどこか「ほわん」としていて和みます。

No.3 池谷有紗さん…ありごん(※)はもう「面白い」です(笑)。あるイベント前には、気持ち悪いキャラクターを買って披露したり、いろいろな笑いを提供してくれますね!

※ありごん…池谷さん自身の愛称。

No.4井上愛美さん…私にとってアイドル的存在ですね。専攻が同じだったこともあり、就活の話も含めていろいろな相談に乗ってくれる素敵なお姉さんです。

No.6 立松春紀さん…とても活発な印象があります!日焼けしている姿をよく見ますが、スポーツだけでなく、料理も得意ということで、いろいろな顔を持っている方です。

■二つのゼミに所属

takeda3 ―二つのゼミに入られているそうですね!詳しく教えて下さい。

はい。まず学部ゼミの方では社会心理学を学んでいるのですが、私は3年になるまでずっとアルバイト漬の毎日だったので、「アルバイトに関する意識調査」と、アルバイトに伴って発生する「ストレス」にスポットを当てて、質問紙調査法を利用し論文を書きました。

それに対しメディアコム(メディアコミュニケーション研究所)のゼミは、「メディア産業論」というジャンルの内、情報の送り手について研究するゼミとなっていて、私は「テレビの未来について」を執筆しているところです。内容としては、今年の地デジ化といった新しい動きや、youtube・ニコニコ動画に始まる動画共有サービス、その他ネット放送の存在感が強くなっている現状において、テレビとネットがどう共存できるかを視聴者側と企業側から調査しようというものです。視聴者の立場では慶應生にアンケートを取り、企業側については実際に企業訪問を行いお話させて頂くという形ですね。

―今すぐに社会から求められる調査ですね。三田祭論文を楽しみにしています。

―メディアコムでは研究以外に、普通の授業もありますよね。

はい。「放送特殊」っていう授業であれば、自分の観たい理想的なバラエティの番組企画を考えてプレゼンしたり、新聞の授業であれば、鉢呂吉雄(元経産相)の失言問題について調べて社説にまとめるなどがあります。

―授業もすごく面白そう!そう言えば話し方がとても丁寧ですね。何でもラジオの司会者として企業経営者にインタビューされているとか?今までで一番面白かった経営者はどなたですか?

「大阪王将」の方ですね。お父さんの代から既に餃子専門店を経営されていたそうなんですが、順風満帆な人生かと思いきや、店を受け継いでうまく行かなかった苦悩だったり、社員と相談のうえ専門店だけじゃなく冷凍食品も始めたといった、実感のこもった起伏あるエピソードが聞けて面白かったです。あと、事前においしい餃子を食べる機会もあったので、全部ひっくるめて心もお腹も満足するインタビューでした(笑)。

―いざやることになれば、経営者とのトークを全うするなど肝が据わっているんですね!

そうですね。もともと中高時代はずっとテニスの前衛を担当していたんですが、とても瞬発力が必要とされるポジションですし、その出来不出来が得点にも直結してくるので、精神面はそこで鍛えられていたかなと思います。

―意外というと失礼ですが(笑)、スポーツ少女だったんですね。

高校時代はリレーの選手でもあったので、完全にそちら方面でしたね。それに、実は今もOGとして高校のテニス部に参加しているんですが…、ただ、大学内ではそうしたイメージがないようで、周りからは「帰宅部だったでしょ?」とか「茶道部じゃない?」みたいに言われます(笑)。

■海外旅行

―海外旅行に行くのがお好きだということで、あらためて訪れた国を教えて下さい。takeda2

中国、韓国、ベトナム、カナダ、ドイツ、チェコ、オーストリアですね。

―日吉お披露目(http://www.keio-j.com/special/feature/miss2011_intro/ )にて、チェコの街並みが綺麗だというお話がありましたが、他に印象に残った国はありますか?

カナダですね。現地で仲良くなったカナダ人女性がいるんですが、たまたまその方の結婚式が3日後に控えていたため、出席者の誰とも関係ない私まで式に参加させてもらったことがあります(笑)。カナダでは一般的らしいんですが、ドレスを着る必要がなく私服にサンダルという非常にカジュアルな格好で参列させて頂きました(笑)。

―現地で知り合った女性にすぐ結婚式へ呼ばれるとか、恐ろしい程の社交性ですね!お祝儀は取られませんでしたか?

はい、その点も大丈夫でした(笑)。

―フレンドリーということで言えば、旅先では英語でなくその土地の言葉を使うそうですね。

そうですね、ドイツ語を学んでいたのでドイツとオーストリアは問題ありませんでした。チェコはチェコ語がよく分からず、身振り手振りを多用したら相手が理解してくれましたね(笑)。言葉の壁はあるけれど、だからこそその相手とコミュニケーション取れた時が楽しいなと感じます。

あと、中国語も全然話せなかったんですが、ひとまず売り子に絡まれるという話を聞いていたので、「(値段が)高いですね」を意味する「太貴了(tai gui le)」というフレーズだけはマスターして行きました(笑)。

■食欲旺盛!

―武田さんのブログには食べ物に関する話題も多いですが、何かエピソードはありますか?

私は「ご当地B級グルメ」といったものが好きで、青森に行った時は「ほたてソフトクリーム」を食べたこともあります。ほたてのエキスが入っていたんですが、少ししょっぱめに仕上がっていました。

―心して食べ始めないとびっくりしそうですね!

―大学に入ってからも大食いのエピソードは何かありますか?

さすがにミスコンが始まる前ですが、スパゲッティを食べた後、ラーメン屋へ行き、さらにそれからデザートにアイスを食べ切ったことがあります。

―お腹の中、麺ばっかりですね(笑)。あと、女の子なのにラーメン屋に抵抗感なく入れるんですか。

はい。他にも牛丼系で言えば、すき屋やらんぷ亭にも行けます。

―さすがに一人でご飯を食べにいくことはありませんか?

ありますあります、「一人『大戸屋』」とかやっちゃいます。

―こんなに食べ物がお好きとは思いませんでした(笑)。

ついつい食べすぎてしまって、顔の周りにお肉がついてしまうのは怖いんですけどね。明日香さん(※)を見ていると自重しなきゃ!って焦ります。

※明日香さん…エントリーNo.1浅見さんのこと。

―それでも十分顔が小さいです(汗)。

顔の小ささで言えば、ありごんなんか(手で大きさを示し、)こんなですよ(ジャーナル注:見たところ、ゴルフボールサイズでした)。

■尊敬する人=「ママのおかあさん」

takeda5 ―理想の男性像は?

見えないところで努力しているような、ギャップのある方が理想ですね。

―「あー、もう全然勉強してない。試験終わったわー」って言いつつ、ガッツリ良い成績取ってるみたいな人ですか?

すごく頑張って結果出していても、自慢しない、ひけらかさない人、ってことです(笑)。

―なるほど(笑)。では逆に理想の女性像は?

やはり向上心のある方が素敵だと思うので、自分もそれを目指したいと思います。

尊敬している具体的な人ということで言えば、「ママのおかあさん」って呼んでいる私の祖母ですね。すごく年を取っているのに毎日水泳に行ったり、麻雀や競馬をよくやったり(笑)、株式投資も行っている、元気で明るい人です。

―ご自身を分析すると、どんな性格だと思いますか?

うーん、一つに絞るのは難しいんですが、やはり「度胸のある人間」、ですかね。

―おばけ屋敷も平気ですか?(笑)

はい、全然入れます!絶叫系も大好きですね。

何のためらいもなく絶叫乗れちゃうとか、かわいらしさゼロですけど。

―いえいえ(笑)。これまでの人生で今の自分に最も影響があったことは何ですか?

うーん、何だかんだ、高校時代の部活ですね。規律が厳しいところで、コートに入る時は挨拶必須ですし、休憩時間になると先輩へ飲み物を届けにいったりと、常に上下関係や礼儀を重んじるので、少しは節度のある人間に近づけたかなと思います。

―今年のコンテストのテーマは「半年間の成長」ということですが、これまでに何か変わったという実感はありますか?takeda4

人前に出ることが多く、恥ずかしいと思っていたことが責任あることと考えられたり、緊張を楽しめるようになったことですね。

―最後に、三田祭に向けた意気込みを一言お願いします。

ありのままに、楽しみたいと思います(笑)。

―本日は長いこと、ありがとうございました。

 

【武田奈々さんのブログ】http://blog.wondernotes.jp/misskeio2011-takeda/

取材者:井川裕太、岡田秀介、安田ひろみ