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2008年05月18日

【義塾NEWS】安西塾長が春の紫綬褒章を受賞

 慶應義塾塾長である、安西祐一郎情報工学科教授が春の紫綬褒章を受賞した。

紫綬褒章とは、「学術芸術上の発明改良創作に関し事績著明なる者」に授与される記章である。
安西教授は慶応大学、カーネギー・メロン大学、北海道大学、マギル大学で研究を行い、
2001年に慶應義塾塾長に就任した。

情報科学、認知科学、知的社会基盤工学を専門とし、
人間の認知、思考、学習、記憶などの情報処理過程を情報科学の方法論によって解明する認知科学、および人間と環境・コンピュータ・ロボットとのインタラクティブシステムの設計を行なう研究分野におけるパイオニアとして知られており、その実績が認められたといえる。

2008年04月30日

【義塾NEWS】成績抜群の留学生に高額奨学金

 慶應大学では今年度から、成績抜群の大学院修士課程の留学生を対象に2年間で最高900万円弱を支給する奨学制度を開始する。

奨学生は世界43ヶ国・地域の219大学や英文ホームページなどで募集し、経済的な状況は考慮せず、成績と人物のみを評価する。選ばれた学生は学費が全額免除されるとともに、月額20万円の奨学金が支給され、総支援額は研究科によって異なるが、627万円~896万円になる。これは国内の大学では最高レベルの額である。

世界の有力大学では優秀な人材の獲得競争が本格化しており、慶應大学でも優秀な留学生を修士段階から獲得し、リーダーを育成するのが狙いだ。

2008年03月04日

【義塾NEWS】ボクシング部、日本ミドル級1位獲得

2月20日(水)、慶應大ボクシング部に在籍する前主将・櫻井 秀選手(経3)が平成19年度日本ランキング・ミドル級1位を獲得した。

櫻井選手は昨年11月に大分県で行われた全日本選手権ミドル級で、慶應大としては31年ぶりの快挙となる準優勝を果たしており、 また、夏の全国国民体育大会でも5位に入賞するなどの成績を残している。
関東予選の試合では、ほとんどの試合で圧倒的な強さを見せつけRSC勝ちを収めた。
これらが今回のランキングに反映されたと言える。


■関連ページ
慶應義塾体育会ニュース
http://www.ual.keio.ac.jp/news2/080220.html

【義塾NEWS】日本の大学サイト重要度慶大がトップ

Webマーケティングを手がけるディーボは、日本の大学755校のWebサイトに関して、ページランクを調査した結果を発表した。
サイトの重要度を0─10で表す米Googleページランクで各大学のWebサイトを評価したところ、最も評価が高いのはページランクが「9」の慶應義塾大学だった。

慶應義塾大学は、Web関連技術の標準化を進める組織World Wide Web Consortium(W3C)の主要機関として共同運営にあたっており、ページランク10のW3Cトップページからリンクされていることが高ランクにつながった。

2位以下は、東京大学(ページランクは8)、以下東京6大学では、早稲田大学(同7)、法政大学(同6)、明治大学(同6)、立教大学(同6)と続いた。


■関連ページ
株式会社ディーボ ホームページ
http://devo.jp/ 

2008年02月10日

【義塾NEWS】慶應大、特許資産規模ランキング3位

慶應義塾大学は、知的財産情報サービスの株式会社アイ・ピー・ビー(IPB、東京・港)が7日公開した「大学・研究機関 特許資産の規模ランキング」で産業技術総合研究所、科学技術振興機構に続き三位につけた。前年は10位だった。

慶応大学が保有する有効特許は77件と順位に比して少ないが高評価を受けていることについて、IPBは「有効特許の質が全体的に高く、また比較的残存期間の長い特許を数多く保有しているから」と推定している。

ランキングを作成するにあたっての特許資産の規模評価基準としては、対象となる特許に対して3者(出願人、審査官、競合他社)が起こしたアクションなどを指数化し、重み付け、権利の残存期間を乗じる方式によっている。

2008年01月14日

【義塾NEWS】慶・東・京・早大が大学院教育連携

先月25日、東大・京大・早大・慶大が大学院教育での相互交流で連携すると発表した。
これは大学院生が修士、博士課程において1年間程度、他大学院で研究することを可能とするものである。
博士課程においては、この期間を2年にすることも可能で、1年間、他大学院で研究した後、
さらに前年とは異なる他大学院で学ぶことができる。

制度開始は来年度4月からで、まずは東大と慶大が光化学分野で大学院生の相互乗り入れを開始する。
今後、4大学以外の大学の参加も受け入れる方針だ。

■関連リンク
・慶応義塾ホームページ
http://www.keio.ac.jp/news/071225.html

2007年12月24日

【義塾NEWS】優秀学生顕彰事業で塾生が大賞

日本学生支援機構が実施する優秀学生顕彰事業において、
環境情報学部4年の河野 暢明君が学術分野で大賞を受賞した。

優秀学生顕彰事業とは、
日本学生支援機構が、経済的理由により修学に困難がありながらも、
学術、文化・芸術、スポーツ活動、社会貢献活動の各分野で優れた業績を
挙げた学生を表彰し、奨励・支援する事業である。

今年度は他にも福永 雅俊 君(総4)、大熊 理香 君(医5)の
2名の塾生もそれぞれ学術分野での優秀賞、奨励賞を受賞し、
塾生の活躍が目立つ結果となった。

以下詳細である。

■学術分野
・大賞
環境情報学部 4年 河野 暢明 君
「バイオインフォマティクス・システムバイオロジーの研究」による

・優秀賞
総合政策学部 4年 福永 雅俊 君
「国際法・宇宙法政策の研究」による

・奨励賞
医学部5年 大熊 理香 君
「末梢神経再生についての研究」による

※優秀学生顕彰事業とは・・・
日本学生支援機構が、経済的理由により修学に困難がありながらも、
学術、文化・芸術、スポーツ活動、社会貢献活動の各分野で優れた業績を
挙げた学生を表彰し、奨励・支援する事業である。

■関連リンク
日本学生支援機構 平成19年度優秀学生顕彰事業選考結果
http://www.jasso.go.jp/kensyo/h19kekka.html

2007年12月14日

【義塾NEWS】小中一貫校を新設

慶應義塾は11月、横浜市青葉区学校予定地活用事業予定者に採択され、
2011年4月、男女共学・小中一貫の初等中等教育校を開設することを発表した。

あざみ野南に3階建ての校舎などを建設する予定で、
生徒数については各学年4クラスで全校1300人程度を定員としている。

その教育理念としては、グローバル時代の複雑な社会を先導できる
「独立して生きる力」と「協力して生きる力」を兼ね備えた人を育むことが掲げられている。

慶應義塾の小学校は、1874年に発足した幼稚舎(東京都渋谷区)以来、2校目となる。

■関連ページ
慶應義塾大学公式HP Top News
http://www.keio.ac.jp/news/071109.html

2007年10月13日

【義塾NEWS】田中研究室、グッドデザイン賞受賞

財団法人日本産業デザイン振興会が毎年顕彰を行っているグッドデザイン賞の
2007年度の受賞結果が10月1日(月)に発表された。

この新領域デザイン部門において環境情報学部 田中浩也研究室の
「植物インターフェイスと栽培メディア」が、グッドデザイン賞を受賞した。

「植物インターフェイスと栽培メディア」では、植物を用いたインターフェイスを研究開発し、
それらを、「栽培という行為を喚起するためのメディア」として、
実社会の中で応用する実験を進めていて、
日常生活の中での継続的な「栽培」行為を通じた、
都市の中での人と自然・人と人の新しい気付きとコミュニケーションの創出や、
植物の生態的側面の可視化を目的としている。

新領域デザイン部門の審査においては、
植物と情報技術の融合により、ネーチャーインターフェイスの可能性を
様々に提起している点が評価を受けた。

■関連ページ
環境情報学部 田中浩也研究室

2007年09月08日

【義塾NEWS】9月入学式&卒業式のご案内

2007年度9月の大学学部や大学院の入学式及び卒業式・学位授与式が行われます。


■2007年度9月大学及び大学院の入学式
2007年度9月から入学する大学学部(総合政策学部、環境情報学部)や
大学院(理工学研究科、政策・メディア研究科)の入学式が行われます。

・開催日:9月21日(金) 10:00~(9:30開場/開式後入場不可)
・会場:三田キャンパス 北館ホール
※関係者以外のご参加は遠慮して下さい。
ご家族の方は式典会場内にご入場いただけます。


■2007年度9月大学学部卒業式及び大学院学位授与式
2007年度9月に卒業する大学学部の卒業式や
大学院の学位授与式をが行われます。

<大学学部卒業式>
・対象学部:法学部政治学科、総合政策学部、環境情報学部
・開催日:9月19日(水) 10:00~(9:30開場/開式後入場不可)
・会場:三田キャンパス 西校舎ホール
・学位授与場所:総合政策学部・環境情報学部は西校舎ホール
          法学部政治学科は524番教室になります。
          学生証を必ずご持参ください。
※関係者以外のご参加は遠慮して下さい。
ご家族の方は式典会場内にご入場いただけます。

<大学院学位授与式>
・対象研究科:文・経・法・社・商・医・理工・経営管理・政策メディア各研究科
・開催日:9月28日(金) 10:00~(9:30開場/開式後入場不可)
・会場:三田キャンパス 西校舎ホール
・学位授与:研究科による会場が異なりますので、こちらのページにてご確認下さい。
       課程修了者は学生証を、博士学位授与者は案内状をご持参下さい。
※関係者以外のご参加は遠慮して下さい。
ご家族の方は式典会場内にご入場いただけます。

2007年07月10日

【150年記念】Googleと連携し蔵書のデジタル化

慶應義塾は7月6日(金)、Googleブック検索図書館プロジェクトと連携し、
慶應義塾図書館が保有している蔵書のデジタル化と公開を行うことを発表した。

このプロジェクトは、Googleで図書館の蔵書の書籍情報や文章の一部を
検索出来るようにすることで、より多くのユーザーに図書情報を提供するもの。
海外では、ハーバード大学、スタンフォード大学、オックスフォード大学など、
25機関と連携しているが、欧米以外の地域では慶應義塾が初めてとなる。

慶應義塾は今後、著作権保護期間が満了した12万冊をデジタル化し、
臨時にGoogleブック検索を通じて公開する予定。

■関連ページ
・慶應義塾ホームページ TopNews
http://www.keio.ac.jp/news/070710.html
・Googleブック図書館プロジェクト
http://books.google.com/intl/ja/googlebooks/library.html

2007年06月11日

【義塾NEWS】阿川尚之教授が総合政策学部長に

6月1日(金)づけて、阿川尚之教授が総合政策学部長に就任した。
今回が初めての学部長就任となる阿川教授は、
慶大法学部政治学科を中退し、ジョージタウン大学ロースクールへの留学を経て、
ソニー株式会社に就職、またニューヨーク州弁護士資格を持つ等、
異色な経歴の持ち主である。

現在は、総合政策学部教授兼政策・メディア研究科委員として、
日米関係史・米国憲法史等を教えている。

阿川教授就任した6月1日(金)ははしか休講の最終日。
そんなあいにくな事態に阿川教授はSFCのホームページ上で、

「本日づけで、総合政策学部長に就任しました。
はしかのため全塾1週間休講の措置が取られた最後の日で、
SFCには学生の姿がありません。
新学部長の就任を示唆するような出来事は何もないのです。
(中略)
ほとんど誰も気づかないまま就任した新学部長のもと、
SFCでの教育・研究が日々変わることなく活発に行われ、
その成果が世に問われ、卒業生が巣立ち、新入生が到着する。
そして時が経つと、誰も気づかぬまま、学部長がいなくなっていた。
そんな風でありたいと、怠け者の新学部長は願っています。」
(湘南藤沢キャンパス公式HPの「あかしら日記」にて)

とウィットに飛んだ文章を残した。

※阿川尚之教授プロフィールの詳細はこちら

2007年03月29日

【150年記念】二つの新しい大学院を新設

慶應義塾は2007年3月28日(木)、創立150周年記念事業の一環として新しい大学院を新設することを発表した。

今回新設する大学院は、大学院メディアデザイン研究科と大学院システムデザイン・マネジメント研究科の二つで、世界で活躍するデジタルメディア創造のすべての領域におけるリーダーや、大規模かつ複雑なプロジェクトのデザインとマネジメントの能力を有するリーダーを育成することを目的とする。

2007年4月下旬に文部科学省に届出を予定しており、2008年4月から日吉キャンパスにて開設する。
入学の募集開始は2007年夏以降になるそうだ。


■関連HP
Keio Top News
http://www.keio.ac.jp/news/070328.html

2006年12月26日

【資格】合格者 会計士32年連続1位

平成18年の公認会計士2次試験と新司法試験の合格者が発表され、大学別の
合格者数で義塾は司法試験が3位、公認会計士は32年連続の1位となった。

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2006年11月20日

【学部新設】共立薬科大学を合併へ

慶應義塾大学と共立薬科大学は11月20日に会見を開き、
両大学が合併協議に入ることで合意したと発表した。
早ければ2008年4月に慶應義塾が共立薬科大学を吸収合併、
慶應義塾の大学薬学部と大学院薬学研究科が新設される。

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2006年04月23日

安西塾長再選

4月17日に行われた塾長選挙で、安西祐一郎現塾長が再選され、
4月22日開催の臨時評議員会において次期塾長になることが公式に認められた。
安西祐一郎現塾長は理工学部情報工学科の教授であり、2001年5月28日から塾長に就任した。
そして、今年2005年の5月28日に4年間の任期を終えるが、再度塾長の任に就くこととなった。
次の任期は4年後の2009年5月28日までとなっている。

参考ページ:
http://www.pre.keio.ac.jp/index.html
塾長の経歴:
http://www.pre.keio.ac.jp/profile/index.html