ミス慶應'05候補・坂本さん
Entry No.2
経済学部3年
坂本祥子さん

◆特集 - ミス慶應コンテスト2005
候補者インタビュー

喜んでくれた親御さんと、出場を通しての再会。"人を元気に出来る女性"を目指す彼女がミスコン出場を通して得たもの、感じたものを語ってくれた。

■ミス慶應コンテスト'05
坂本祥子さんのBlog
http://blog.duogate.jp/misskeio05sakamoto/

■ミスコンに出れば、私の元気な姿も見せられるし、親も喜んでくれる

―ではまず、ミスコンに出ることになったきっかけを教えてください。
え〜、難しい・・・(笑) 去年、たまたま知り合いに勧められて、深夜番組のアシスタントをしていたんですよ。実家は大阪で親と離れていて、全然帰れていないけど、それを見れば親は私が元気なのもわかるし、地元でも自慢して喜んでくれたんです。それで、ミスコンだったらネットやブログで普段の様子を見られるから、喜んでくれると思ったのが一つです。あとは、元々親がそういうのが好きだったんです。お母さんはピアノの先生で、小さい時から私を児童劇団に入れたりして、娘が前に出ているのを見て喜んでくれるので。

―テレビでは何をしていたんですか?
アシスタントで、普段は後ろに座っていて、CMに入るときに「CMの後は」とか、最後に「本日の受付番号のおさらいです」って言ってフリップを持ったりしていました。あと、イベントがあるときはそこへ行ったりですね。映るのは5秒くらいでした。それでもお母さんはすごく喜んでくれて、全部DVDに焼いたりしてくれて(笑)

―それじゃあ、今回ミスコンに出るって聞いたら喜んでもらえましたか?―
はい、一番喜んでくれたのはお母さんとお父さんでした。ブログをいちいち読んで電話を掛けてくれるんですよ。「ブログで〜〜って書いてあったけど」とか「バイトを新しく始めたって書いてあったけど、何をやってるの?」とか。たまにお母さんが書き込んでもくれていて。そのコメントも「親ばかやけど、さっちゃんかわいくなったな〜」とか(笑)

―じゃあ、地元ではお母さんが宣伝して大変なんでしょうね(笑)
そうですね(笑) あと、学校でサークルを全然やっていなくて、学校行事も参加したことがなかったんです。学生同士が集まって活動する機会が無かったので、そういうのに参加して変わったり成長したりできるかなと思ったのもありました。

■クラスの友達とは今でもすっごく仲がいいです

―普段はどんな学生生活を送っていますか?
クラスの友達が今でも仲が良いので、一緒に授業を受けて、帰りお茶してっていう感じですね。ゼミも、合宿ですごく仲良くなって、楽しいですね。今は三田論です。

―クラスの友達ということは1年生の時からの友達ですよね?
はい。今はもうクラスの授業は一つも無いけど、仲がいいからクラスの友達と相談して授業とったりしてます。1年の時は三田祭で出店もしたし。あとは、休みのたびに旅行に行ってます。日光も行ったし、那須の方にも温泉に行きました。

―本当に仲が良いんですね。
クラスの女の子メーリスっていうのがあって。学校の隙間の時間ができたら連絡をすると、大抵誰かつかまるんですよ。友達と遊びに行ったり、遅くなったらご飯一緒に食べて帰ったりとか。映画を見に行ったりもするし。

■ミスコンに出たことで生まれた友達との再会

―それじゃあ、もうすごいルンルン女子大生ですね(笑)
そうかなぁ(笑) でも、サークルに入ってないんで、サークルをメインにして動けてる子がうらやましいですね。

―サークルは1年の時から入っていなかったんですか?
最初、NARCSっていうスノボサークルに入ったんですよ。(フジテレビアナウンサーの)中野美奈子さんが作ったサークルらしいんです。

―すごいじゃないですか!
でも、それは最近知ったんですよ(笑) 入ったときは知らなくて。でも、半年くらいでサークルのメンバーがみんないなくなっちゃって。代表の女の人がタイに一年行って、代表の男の人も海外に一年行っていて、ばらばらになっちゃって。そこからまったく活動しなくなっちゃって。でもこないだブログに、タイに行っていた人から「さっちゃん、1年生の時によく遊んだりょうこです」って書き込みをくれて。

―覚えててくれたんですね。
はい。「久しぶり」ってブログに書いてくれて。ミスコンがなかったらたぶんずっと連絡取れなかっただろうなっていう人から結構連絡が来て。高校の時の友達からもメールがきたりしたんで、それもミスコンに出てよかったなと思ったことですね。

■憧れの女性は塾の先生

―憧れている女性とか女優さんはいますか?
私、高校のときの塾の先生で憧れている人がいて。女の人なんですけど、すごい綺麗で、オーラがあるんだけど、綺麗なことを全然鼻に掛けていなくて、しゃべると明日からがんばろうって思わせてくれる感じの人なんですよ。

―え〜、すごい!
そう! 受験の時ってすごい悩みとか出てくるとか、そういうのをグダグダ言うんですけど、男の先生は「とにかくがんばれ」っていう励ましが多かったんです。でもその人はとにかく話を聞いて、返してくれる言葉もすごいサバサバしてるんですよ。生徒一人一人のことを考えて励ましてくれて。そういうのが魅力的でしたね。

―素敵な先生ですね。
そう。それで、それくらいすごいのに趣味がスロットっていうのも魅力でしたね、そのギャップが(笑)

なるほど〜(笑)

■憧れの先生のように

―ミスコンをして成長したところや変わったところはありますか?
変わったところは、周りを見るというか、人に感謝する気持ちが強くなりましたね。

―では、ミスコンを通して変わりたいことや、メッセージはありますか?
さっき話をした先生に会ってから、いい女っていうのはあった人を元気に出来る人だと思って。私もそういう人になりたいなと思いますね。

―その高校の時の塾の先生とは今でも会ったりはしているんですか?
はい。休みの時にも帰ったときはご飯を食べたりしてますね。

―今でも親しいんですね。じゃあ、塾の先生は坂本さんがミスコンに出ていることは知っているんですか?
はい、塾の先生はみんな知ってると思いますよ。ブログに受験生からのコメントが結構多くて。「この時期に何をやってましたか?」って高3の子が書いてくれて。そう言うのを答えてるのを先生が見て、「お前も同じこと言ってたのに、何偉そうなことを」って言われて。だから、読んでくれてるんだと思います。

―先生方も嬉しく思ってくれているでしょうね。それでは最後に、この記事を読んでくださっている方々へ、コメントを大阪弁でお願いします。
大阪弁で?
はい、おねがいします。
はい、じゃあ。残り一ヶ月ですが……やけど、最後までよろしくお願いします。あれ、変わらんなぁ(笑)