ミス慶應コンテスト2009渋谷109前プレイベント
三田祭での本番を前に毎年行われる本イベント。「プレ」という名こそ付いているものの、終盤にミス候補がウェディングドレスを着て登場するという演出はまさに本番さながらの迫力。
109前を完全独占したステージの様子を、今回はエンディングにスポットを当てて紹介する。
※イベント概要
10/31(土)、11/1(日)の両日12:30~19:30という長時間に
渡って渋谷109前で開催され、ミス慶應の候補者がトークやクイズ等を行った。本イベントはミス慶應コンテストを主催する広告学研究会によって運営されているものだが、途中1時間ほどミスター慶應候補者が登場する場面もあった。
毎年各種メディアによって取り上げられるこのイベントには、ふと足を止めて見入ってしまう通行人も多い。
ミスター企画
2日目、午後5時20分。4時間以上に渡って行われていたミス慶應の企画が一段落したので、109前のステージにミスター慶應候補者が続々現れ自己紹介を始める。
1.平田遥さん…読者モデルをやっているが、将来の夢は大学教授。「僕等がいた」などの少女マンガが好きな一方、最近になって「バイオテクノロジー」関係の本にまで手を伸ばす。
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2.藤岡智也さん…週5で麻雀。109イベントには二日連続1時間遅れですっかり怒られキャラに。心霊スポット巡りが好きで、写真にはよくオーブ(光の玉)が映るそう。
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3.古川雄輝さん…三年ぶりに黒髪にした。帰国子女だという話から、カナダの学校で韓国人の子と付き合ったエピソードへ発展。彼女と話す言語は、カナダにいたのに何故か日本語。
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4.吉原翼さん…コスタリカ風料理にハマっている。茶道も愛すが、それさえもコスタリカ風(?)という興味深い発言。さらには「いつでも嫁に行ける」など、遠まわしにかわいさをアピールした(?)名言を連発。
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5.奥本良太さん…ラグビー漬けの毎日。去年は相手にタックルした際大量の鼻血が噴き出し、後で気付いたら鼻の骨が折れていた。だが驚くべきことに、その後特に何の処置もせずに放置していたら鼻の骨が自然治癒したという。
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6.岩田剛典さん…古川さんと同じくダンスサークルの代表であり200人規模の部員をまとめるのに身を費やす。1年前まで関東圏内ただ一人だったというクランプダンス(※)の踊り手。
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□夏の思い出
「赤坂サカスにて読者モデル10人でバリスタの格好をしてバイトした」(平田)という経験から、韓国旅行へ行き現地の人に英語で話しかけた(古川)という逸話まで様々。ちなみに古川さんは英語で韓国旅行の様子を再現してくれたが、あまりに上手で不意を突かれ、結局「ブレイクダンサーとしてやってきた」、「いつも韓国に来たいと思っていた」ことしか掴みとれなかった。
この後、5問の心理テストが行われたので二つ程抜粋しておく。
Q1.「一人でくつろぎながらテレビを見ていると突然、『ザーッ』と画面が映らなくなった。どうする?」
1.平田さん…「話しかける。『どーした?』。」
2.藤岡さん…絵による描写。テレビがハンマーで叩かれぐちゃぐちゃになっている。
3.古川さん…「リモコンを投げる!」
4.吉原さん…「さけぶ!YEAH~(^0^)」
5.奥本さん…「一人でキレて、その後DVDを観る。」
6.岩田さん…「ぶったたいて直す。」
ちなみに本問から分かるのは、「彼女から別れ話を告げられた時の反応」だそうだ。
あともう一問。
Q2.「檻の中に動物がいる。さて、その動物はどんな習性を持っている?」
1.平田さん…「『ぶた』 よく鳴く。」
2.藤岡さん…「♀のしりを観ると非常に興奮する。」
3.古川さん…「ブレイクダンスがクソ上手。」
4.吉原さん…「古川さんのようにアツい動物。」
5.奥本さん…「ひたすら寝る。エンターテイメント性なし。」
6.岩田さん…「股間をまさぐる。」
気になる今回のテスト結果では、「あなた自身」が分かるとのこと。
司会者からは藤岡さんと岩田さんに向けて、「まだ時間早いんですからやめて下さい(笑)。」という妥当なツッコミがあった。
以上のような流れで、ミスター候補たちによる勢いあるコーナーが着々と進められていき、ミスターの全企画が終了した。
ウェディング
その後、ラストを鮮やかに飾ったのがミス慶應候補のウェディング姿である。
ミスター慶應候補の登場により形成されていた押せ押せムードとは打って変わって、ミス慶應候補者一人一人が階段上からゆっくりエスコートされてくると、会場はあたかも本当に結婚式が行われるかのような厳粛かつ華やかな様相を呈した。
そして今年度なんといっても注目すべきなのが、ドレスはいずれも候補者自らがデザインしたものであるという点だ。ちなみに本演出は企業協賛によるものだが、「一から作り上げたウェディングドレスを使う」のは、様々なミスコンの中でも今回が史上初のことらしい。
候補者は各々のドレスを着て、「想像以上の出来」、「(109初日に引き続き)2回目でも最高の気分」、「自分のイメージが形になり嬉しい」「感謝」「感激」といった喜びの言葉を漏らしていた。
我々取材陣も艶やかなオーラに気圧されのぼせた状態になりつつ、いよいよ109イベント最終コーナーとなる、「大切な人へ贈る言葉」を聞いていた。
いずれも5分以上に渡る心の込もったスピーチを、ここでは一部だけご紹介する。
1.徳重杏奈さん
大の仲良しのお母さん、お姉さんに宛てて真剣かつ時にユーモアを交えて感謝の想いを述べた後、お父さんへの話が始まったところで一気に感情が昂り、次第に涙声になってくる。
「父は普段ふざけたことしか言わず、メールでも『キスマーク』を何個も並べてくるような人なので、真面目な話をすることなど滅多にありませんでした。ですが、私が就職活動で本当に落ち込んでいるとき、あれだけ私を茶化していた父が、本気で就職活動に臨んで、でも、思うようにいかなかった私に対して、真剣に励ましの言葉をかけてくれて…。その時の言葉が私の心には今でもはっきり残っており、それで私は救われました。お父さん、ありがとう。」
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2.秦綾佳さん
109の初日では父方の祖父母について話した為、今回は母方の祖父母について話すことに。
秦さんもいろいろな記憶を思い返した為か、徐々に涙混じりの声になっていった。
徳重さん、秦さんと続けて、二人の心の底から溢れ出る言葉を聞いて、会場の中からは小さく鼻をすする音も聞かれ始めた。
「祖母は庭の手入れが上手く、いつも庭には綺麗な花が咲いていました。私が覚えた花の名前は全て祖母から教わったものであるという程、祖母には昔からかわいがってもらいました。ですがその祖父母は介護センターに引っ越しすることになってしまったため、かつてのような庭はもう見られず、また、大好きだった祖母のお手製うどんがしばらく食べられていないことが残念でなりません。
祖父は、近頃自分の力ではあまり動けなくなってしまいましたが、昔は私が母と喧嘩をしている時によく叱ってくれました。また、実家に帰る時に顔が見られるのが嬉しいです。
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3.酒井真由子さん
普段強気な姿を見せている酒井さんだが、やはりこみあげる気持ちをこらえ切れなくなったのか、途中から涙を浮かべていた。
「『とにかく好きなことをやるように。』…そう言って小さい頃から様々なことに挑戦させてくれた両親には今、心から感謝の言葉を述べたいです。また、アメリカという外国人ばかりの環境下でとても不安だった時、『日本人としての自信を忘れずに生きていくように』という家族の言葉がとても支えになりました。
そして5つも歳が離れていて私とは似ていない姉。私にとっては良き相談者であり、私はいつも姉につきまとっていた印象があります。そのため私は時々、『姉が切り開いてきた道を軽やかにスキップしてきただけなのでは。』という思いがよぎります。しっかりとした芯を持っており、人生のアドバイスをしてくれる姉のことが私はいつまでもずっと大好きです。」
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4.松本紫織さん
「両親が、『やりたいことをやるように』という方針で私を育ててくれた為、昔は少しわがままな注文をすることもありました。幼稚園で始めたクラシックバレエも、『ロシアのバレエ団に留学する』と言うくらいはまっておいて、中学に入ると『テニスをしたいから、バレエはもうやめる』と言って突然やめたりして、周囲を困らせました。また、小学校では最優秀児童に選ばれる程まじめだったのに、中学校では反抗期を迎え、両親にもかなり迷惑をかけました。将来の目標について世界に視野を広げられたのは、たくさんのチャンスをくれた両親のおかげ。ウェディングドレスを『本番』で着るのが遅くなりすぎないよう努力します。親孝行していくので、ずっと健康でいてください。」
「まず私の18年間の人生の中でも非常に大きな意味を持っている学芸大附属時代のみんなへ。ミスコンに出場することが決まってからずっと応援してくれていて、さらに昨日、今日と会場に駆けつけてくれたことがとても心強く、本当に嬉しかったです。それから、忙しくて練習にそれほど参加できない私を温かく迎えてくれる理工学部体育会剣道部のみんな、辛いことも楽しいことも一緒に味わってきたソフィアのみんな、他にも文学部21組のみんなや学生寮で一緒の友達、そしてミスコンを開催してこんな素敵な場を設けてくれた広研の方々…、皆さん全員に本当に感謝しています。ありがとうございました。」
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以上で長かった109前イベントも全て終了である。
ミス候補のウェディング姿が生で見られるチャンスは滅多にないので、11月22日に行われる三田祭でのグランプリ発表は決して見逃さぬよう日程をしっかりメモしておこう。
