イベントレポート # 57 [11/05/30]

【イベントレポート】慶早戦快勝で優勝に王手!!

5月28日、朝から小雨が降りしきる中、神宮球場には多くの人々が集まっていた。
そう、この日は伝統の“慶早戦”の初日である。

開場は午前9時であるが、前日の夜から場所取りのために駆けつけていたサークルも数多い(並んだ順に席を案内されるため)。
試合開始の3時間前の10時頃には慶應側の内野席はほぼ満席となっていた。雨の中、4時間ひたすらプレイボールを待つ・・・少し心も折れそうになる。
慶早戦とはいえ、雨が次第に強まっていく中で、なぜこれほど多くの観客が集まったのか。
それは、慶應の六大学野球春2連覇がかかっているからである。
この慶早戦で2勝すれば、立教大学を抑えての優勝が決まるとあっては、多少の雨など気にもならないというものである。
 
ちなみに、試合前には「エール交換」をし、互いへの敬意を示しあうのが慶早戦の伝統である。
全員が起立し、互いの校歌を聞き、大声で声援を送りあう。慶早戦が特別なものであることを象徴しているように感じる場面であった。
でも実際、応援団とチアリーダーたちの盛り上げがなかったら、試合開始まで待てなかったかもしれない・・・。寒かった・・・。
けれども試合が始まると、そんな鬱々とした空気はあっという間に消え去っていくのだから、慶早戦とは不思議なものである。
そして、まことに勝手ながら、試合経過等は公式ホームページ等でご確認いただければと思う。これは、雨の中での観戦で、メモを細かくとることができなかったためである。
いや、本当は応援に熱中しすぎてそういったことを完全に怠ったせいです。(汗)
 
結果としては、1-1で迎えた6回裏で慶應が5得点をし、そのまま逃げ切り6-1で慶應が勝利した。
しかし、6回表にフライをとるため、ピッチャーの山形選手とサードの山崎選手が衝突し、山崎選手が担架で運ばれるアクシデントが起こったり、慶應がノーアウト満塁のピンチを迎えたり・・・と、ハラハラして手に汗握る場面も数多くあった。
そこを3投手の継投でいい流れに持って行けたのも大きな勝因の一つであろう。
また、今回の試合ではショートの福富選手の好プレーに何度も応援席からどよめきが起こったのが印象的であった。
まだ3年生ということで、来年も注目したい選手である。

今回の慶早戦は台風と重なり悪天候の中で行われるが、雨の中で大声を出して応援するのもまた楽しいものであった。
むしろ晴天時よりも一体感が増していたのではないだろうか。
個人的には、就活やらなんやらでストレスがたまっている学生にこそ応援に参加してみてほしい。筆者は選手たちの一生懸命な姿に大きな声援を送ることで、自分自身が元気をもらったからだ。
またOB・OGの方々、現役の塾生、そして附属の中学生、高校生と一緒に応援することで、慶應義塾の誇りや伝統を改めて感じられる機会となるだろう。
塾生だけどまだ慶早戦に行ったことがないという人は、ぜひ一度神宮球場に足を運んでみてほしい。
せっかく慶應に入学したのだから、面倒くさいなんて言わずにみんなで盛り上がろう!そして慶應を盛り上げよう!

取材:安田ひろみ